いろいろと積み重ねてきた、今の自分だからこそできることがある|宮崎 美晴

結婚、転勤、出産、退職、10年間の専業主婦生活を経ての未経験の人材紹介業界への挑戦。本当にいろいろな経験を積んできた宮崎さん。

「復職に不安はありませんでした」と明るく言い切る宮崎さんに、当時の思いや今のやりがいについてお聞きしました。

宮崎 美晴(Miyazaki Miharu)

小樽商科大学卒業後、流通小売企業で商品部衣料服飾関連のバイヤー兼SVに従事。2004年に株式会社リクルートへ入社し、新卒採用アドバイザーとして、のべ150社の企業の採用計画立案・実行のサポートを担当。その後ライフイベントを機に退職。2017年に元上司である高岡のビジョンに共感しリージョンズへ入社。JCDA(日本キャリア開発協会)認定CDA(career development adviser)取得済み。※現在の国家資格キャリアコンサルタント。

10年間の専業主婦生活を経て未経験のコンサルタント職へ

── 宮崎さんは入社前からリージョンズをご存じだったそうですね。

リクルートへの転職時に私の面接をしたのが高岡さん(編集部注:リージョンズ株式会社 代表取締役 高岡幸生)で、直属ではありませんが上司だったので、高岡さんが起業したリージョンズという会社はもちろん知っていました。

結婚を機に広島へ転勤、その後出産のため退職したのですが、地元の北海道に戻ることができたら高岡さんのもとでまた働きたいなと思っていたんです。高岡さんは「地方を元気にする」という理念を当時から大切にしていて、その理念に私もすごく共感していました。地方を元気にするために我々も頑張ろう、という推進力も凄くて。地元経営者とのつながりを果敢に作りに行く姿勢など、勉強させてもらっていました。

── 10年間は専業主婦を経験され、仕事を再開される中には不安もありましたか?

ありませんでした。だからここを掘り下げてもあまりエピソードはありませんよ(笑)どうして不安がなかったかというと、創業メンバーのひとりである海野千鶴さんのこともよく知っていて、リージョンズで子育てと仕事を両立している姿をずっと見てきたからです。2人目のお子さんが生まれても復帰して頑張っている姿をすごく尊敬していましたし、私もそういうふうに働けるのかなと具体的に想像できたのが入社を決めた理由のひとつです。

何より、北海道にUターンできたら絶対にまた働くって決めていましたし、できればリージョンズで働きたいと思っていました。海野さんからも、リージョンズでは女性のコンサルタントが活躍していること、会社の雰囲気、働き方ついても事前に詳しく話を聞けていたので、自分がここで働くイメージは十分にできていたと思います。

また、専業主婦のときにキャリアコンサルタントの資格を取得したことも大きかったですね。自分にこれから何ができるのか、自分のキャリアを今後どうしていきたいのか考えるために、まずはキャリアコンサルタントの勉強をしてみたくなったんです。その経験はリージョンズでも活きていると思います。

── では、入社後のギャップはなかったのでしょうか?

なかったですね。久しぶりに働くことにはなるけれど、「やってみよう!」という前向きで明るい気持ちでした。もちろん未経験の仕事ですから楽しいことばかりではないことも分かっていましたが、高岡さんが「とりあえずやってみる?」という一言をくれたので、「やってみます」と入社を決めました。だから不安はありませんでしたね。

人材紹介業は挑戦してみたいとずっと思っていた仕事でしたし、いろいろな経験を積んだ方がうまくできるのではないかと思っていました。リクルート時代は新卒採用領域で企業側のアドバイザーを経験、その前の会社では服飾品のバイヤーを経験しました。

企業側の採用課題のヒアリングは経験がありましたし、元々ハードな仕事も苦にならない仕事好きなタイプだったのですが、一度専業主婦になってみてキャリアについて悩みました。育児との両立をしながらでも一人前に働きたい、この先自分に何ができるのか、たくさん考えました。そうして、いろいろと積み重ねてきた今の自分だからこそできることがあるのでは、と思ったんですよね。

家族も私が働くことを快く応援してくれましたし、時短でスタートさせていただいたことで、育児との両立も叶えることができました。

寄り添って話を聞くことに、何よりも真剣になれる

── 実際にコンサルタントとして仕事をしてみていかがですか?

ご紹介した方の採用が決まった瞬間にやりがいを感じます。私たちが介在することで転職希望者と企業の双方が納得できるマッチングが生まれ、「良い方の採用ができました」「理想の転職ができました」といったお言葉をいただけるととても嬉しいです。

特に、Uターンしたいという方は地元の情報を得ることが思った以上に難しいんですよ。大手の転職サイトに登録しても、「地元のエージェントが一番詳しいのでそちらにも相談してみてはどうか」と勧められるケースも多いようです。そのため、Uターンすること自体に不安を感じている方が多い印象があります。地域に拠点を構える私たちだからこそお伝えできる地元企業の情報もありますし、それによってご本人の不安が払しょくされて念願のUターンが叶った、というときに介在価値を感じられますね。

── 私たちならではの介在価値を意識されているのですね。

転職希望者のお話を伺うと、当たり前ですが、いろいろなバックグラウンドを持つ方ばかりです。誰一人同じ悩みはないんですよね。企業も同様にさまざまな悩みを持っています。それらを丁寧にヒアリングして、時間をかけてお手伝いすることで叶う転職は自分にとっても印象深いです。転職希望者に対しても、企業に対しても、寄り添って話を聞くことが楽しいし、やりがいがあります。何よりも真剣になれるんです。

── 寄り添うことをとても大切にしているんですね。

もちろん、最初は上手くいきませんでした。キャリアコンサルタントの資格を持っていても、実際に転職希望者と面談をしたのはリージョンズに入社してからですし、寄り添うことを意識して話を聞くためには経験を積まなければ難しい局面も多いですね。

それでも、正確に理解することに努めてきました。お話している方が納得できていると思えるまで、誠実に対話することを大切にしています。

── 企業と関わるうえで意識していることはありますか?

企業には、リージョンズと関わっているからこその価値を提供できるように心がけています。企業の求める人材をご提案することはもちろんのこと、たとえ求人票という形でお預かりしていなくても、こちらから積極的にポジションをご提案させていただくことで、いいご縁に繋がることもあります。「このような方が入社いただけるととてもありがたい」というお話をいただくことや、その結果、事業の成長に貢献できることはとても大きなやりがいです。

── どういうところに難しさを感じますか?

なかなかマッチングできないときは、やはり苦しいですね。求人の募集状況は日々動いていますから、転職希望者の希望に沿う案件だったとしても、ご推薦のタイミング次第で結果が変わってしまうこともあります。ご経験にぴったり合う求人でも、ご本人の希望に沿わなければ提案はできません。登録いただいた方を必ずどこかの企業へご推薦できるかというと、そうではないのが実情です。お役に立てないときはとても悔しいですね。

だからこそ、ご縁がありそうだと思った瞬間に動くという「スピード」を重視しています。初めて面談をしたらすぐに求人をご案内するとか、応募したいという意向をいただいたら企業へすぐ連絡できるよう先に準備を進めておくとか。タイミングが重要なことを実感しているからこそ、できる限り最速で進められるように気を付けています。

リージョンズは、どんなバックグラウンドでも対等に働ける環境

── リージョンズの印象はいかがですか?

働き方に寛容なところはとても気に入っています。私は入社してから1年間は子育ての関係から9時~16時の時短勤務で、転職希望者との面談はしていませんでした。その後、面談をするようになったときも、夜間は人数配分を配慮していただくなど、周りの方にたくさん助けていただきましたね。おかげで今ではフルタイムで仕事をすることができるようになりました。

リージョンズでは、子育ても仕事も、全部ちゃんとやろうと思ったらやれる環境だと思います。子供の送り迎えや、勉強を見るといった時間も取りながら仕事も組み立てられるところが好きですね。男性社員でも「子供の迎えで中抜けします」というのが日常的にあり、それが当たり前という空気です。

子育てに限らず、社員の個別の事情に寄り添って自由にやらせてくれるところはすごく気に入っていますし、理解をしてくれることが有難いと思います。

── リージョンズの良さを教えてください。

どんなバックグラウンドでも、年齢性別関係なく、みんな対等に働いていることです。チームリーダーという役割はありますが、あくまでも関係性はフラットですね。ベテランの方は新人に熱心に教えますし、日々の共有や勉強会で知見や良い事例の学びがあり、自己成長もできる恵まれた環境だと思いますよ。

コンサルタントに限らず、全社員がそれぞれの得意なことを尊重し合っているように感じます。お互いに感謝しましょう、という風土は会社全体にあると思います。

── 今後の目標や挑戦していきたいことは?

とにかく、今以上のことができるようになることが第一です。
リージョンズという組織としても、もっと世の中に知られていきたいですね。私たちがお手伝いできる機会を増やし、これからも転職希望者や企業のお役に立ち続けていきたいと思っています。

 

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